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「バカにしてんのか?」取材中のヤクザがいきなり激怒…インタビュアーが発してしまった「NGワード」の正体 から続く

「我々は本当に騙すつもりはありませんでした。あまりにも無知すぎたのです。」

 かつて「ちびまる子ちゃん」のはまじのモデルとなった人物の自伝を出版した、編集者の草下シンヤ氏。当初予定していた発行部数を大きく上回り、初版は2万5000部、最終的には7万部近くも売れる結果に。ところが、ささいなことがきっかけで権利元のさくらプロダクションを怒らせてしまう……。

 若かりし頃の草下シンヤ氏の失敗を、新刊『怒られの作法――日本一トラブルに巻き込まれる編集者の人間関係術』より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む)

◆◆◆

国民的人気アニメの原作者に怒られる

 現在は適切な謝り方がある程度見えますが、私も編集者として駆け出しだった頃は、トラブルが起きたときにどう謝ればいいのかわかりませんでした。それで和解できなかった苦い経験もあります。

 私が彩図社に入ったのは23年前、地元から上京してきたばかりの21歳のときでした。そのとき彩図社はまだ商業出版をしていませんでした。しかも社員は数名しかおらず、編集のノウハウを持っている人もいない。社長も理系畑出身で、「本が好きだから出版社をつくっちゃおう」と立ち上げたのはいいけれど、どうにもならずに自費出版で糊口をしのいでいるような状況でした。

 そんな中に私が入社して間もない頃、ある人から「自伝を出したい」と手書きの原稿が送られてきました。名前を見て驚きました。その人は、「ちびまる子ちゃん」に登場する、はまじというキャラクターモデルとなった人物だったからです。

 しかも原稿を読んだら面白かった。そこで私が編集を担当して、自費出版をすることになりました。自費出版の場合、初版は通常500部、多くて1000部くらいです。ただ、著者は素人ですがネームバリューがあるし、内容も面白いので3000部くらいは刷れる見込みがありました。

 それでどうせなら、本のカバーイラストと挿絵を、さくらももこさんに描いてもらえないかと考え、お願いにうかがいました。すると、さくらさんは、「自費出版だし、いいですよ」と快諾してくださり、破格のギャランティでイラストを描いてくれました。

 事態が急転したのは、その後です。刊行の準備が整い、書店に注文書を送ったところ、全国の書店から予約注文が殺到。当初予定していた発行部数を大きく上回り、初版は2万5000部、最終的には7万部近くも爆売れしてしまいました。

 さらにそのとき、出版の基本も常識も知らなかった私は、書籍の中に引用という形で掲載した「ちびまる子ちゃん」のイラストを無断で書店販促用のPOPに使ってしまいました。

 後日、さくらプロダクションから抗議の電話がかかってきました。無断使用をしたPOPはすぐに回収し、謝罪をしましたが、怒りは収まりません。おそらく、自費出版という話だったため協力をしたのに、書店の展開を見ると完全に商業出版ではないか。騙されたと思ったのでしょう。

我々はあまりにも無知すぎた

 ただ、我々は本当に騙すつもりはありませんでした。あまりにも無知すぎたのです。私はそれが初めてきちんと編集を担当した本でした。編集も印刷も著作権についても知識がなく、それについて教えられる人も周りにいなかった。あまりの売れ行きにただただ驚くことしかできず、社長は増刷分の印刷費を工面するために資金調達に奔走しているような状況でした。

 それから私と社長は謝罪をするため、何度もさくプロダクションに足を運びました。本当に自費出版だったこと、当初は数千部の予定だったが書店から予想を超えた注文が入ったこと、売れ行きについてはこちらではコントロールできないこと、結果的に騙すような形になってしまい申し訳なく思っていることなどを、繰り返し説明しました。

 しかしプロダクション側は、として謝罪を受け入れてはくれませんでした。POPを回収し、印税を支払う旨も伝えましたが、「そういうことではない」と許してくれません。「では、どうすればいいでしょうか?」と聞いても、「そちらで考えてください」の一点張りです。結局、妥協点を見出すことができず、話は平行線のまま終わってしまいました。

 もしも今、同じような出来事が起こったのなら、私は「自費出版には変わりありませんが、注文が殺到したのでご相談が……」と、書籍が売れる前に先方に相談に行くと思います。そのうえでギャランティを増やすとか、印税契約に切り替えるとか、色々な対応ができたはずです。

 ただ、当時は本当に何も知らず、相手の怒りを鎮めたいとばかり思っていました。そのせいで結局、プロダクション側とは和解できずに、苦い思い出として残ることになりました。この「特大級の怒られ」から、私の編集者人生はスタートしたのです。

知り合いのヤクザからめちゃくちゃ怒られた事件

 昔の私がそうであったように、謝罪しなければならないケースの多くは、自分の“無知”に原因があります。単純に礼儀や社会常識が欠けている場合もあれば、相手の事情や人間関係に無関心で意図せず傷つけてしまうこともある。

 逆に言うと、知識や配慮できるポイントが増えれば、謝らなければならないことも自然と減っていきます。それを誰よりもわかりやすく教えてくれるのは、あなたに怒りをぶつけてくるその人です。

 怒りは、ある意味偽りのないピュアな感情で、その人の本音や欲望がむき出しになる。私も色々怒られてきましたが、「こんなことで怒るのか」とびっくりしたり、「なるほどそういう事情があったのか」と納得したり、怒られる度に色々な発見がありました。そう考えると、謝罪の場面は、人間の心理や社会について理解を深められる絶好の機会でもあるわけです。

 これもまだ20代で、裏社会の取材を始めたばかりの頃の話です。あるとき飲み会の場で出会った人と連絡先を交換しただけで、知り合いのヤクザからめちゃくちゃ怒られたことがありました。

 裏社会の取材は信用第一なので、知り合いを通じて取材相手を紹介してもらうことが多くあります。そのときも知り合いのヤクザの紹介で、とある会合に参加させてもらい、そこにいた人たちと連絡先を交換しました。

 飲み会の場で名刺交換するのは表社会でもよくあることで、「何がダメなの?」と思うかもしれません。でも裏社会では、これは「頭越え」と言って、絶対にやってはいけない行為です。もしも紹介者の与り知らぬところで結託して危ないビジネスを始めたり、犯罪行為をしたりして捕まったときに、自分と相手をつなげた紹介者もグループの一味と判断され、逮捕されるリスクが高まるためです。

 そのため紹介された人と個別に連絡を取り合う場合は、必ず事前に「××さんと連絡先を交換してもよろしいですか」と紹介者に確認を取るのが裏社会での常識でした。

 しかし駆け出しだった私は、そんな掟があることなど露ほども知りません。

大事なのは「怒っている理由」を聞くこと

 自分が何かやばいことをやらかしたことはわかったので、ひとまずヤクザに謝りましたが、一方でなぜそれがだめなのか納得がいかなかった。そこで「なぜ連絡先を交換してはいけないんですか?」と率直に疑問をぶつけ、相手の話を聞いて、ようやく事情を理解することができました。

 おかげで私は一般社会と同じようなルールで考えていては、裏社会では通用しないことに気づくことができました。もしもそのとき相手が怒ってくれなかったら、後々もっと大きなトラブルに巻き込まれていたでしょう。

 相手の怒りを鎮めるためにただ謝るのではなく、「なぜ怒っているのですか?」と一歩踏み込んで理由を聞くことが大事です。そこで得た知識や経験が、後の自分を守る術にもなります。

(草下 シンヤ/Webオリジナル(外部転載))

ちびまる子ちゃん ©時事通信社


(出典 news.nicovideo.jp)

「権利問題は簡単ではありませんが、私たち読者はちびまる子ちゃんやはまじさんのことを、心から愛しています。その愛情をわかってほしいと思います。もうまとめて、この問題を解決し、『はまじの自伝』を手に入れたいですね。」

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(出典 @bsyoshimoto)


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